本日ご紹介する授業は、『生活行動看護演習6』です。
『生活行動看護演習6』では、人間の生活行動における「生まれること・命を育むこと」に関して、
マタニティサイクル各期の対象者の状態を適切に観察、アセスメントし、対象者が持っている強みを活かして、
今ある良い状態よりもさらに高いレベルの生活機能を獲得することを目的とした看護実践方法について
学修します。
そこで今回は、2回生が取り組む「妊娠期の看護技術」の演習の様子をご紹介いたします。
妊娠期の看護技術は主に(子宮底・腹囲測定、レオポルド触診法による胎位・胎向観察、胎児心音聴取、
妊婦体験)などを行います。


☆レオポルド触診法・・・妊婦のおなかを触って胎児の位置・向き・大きさなどを確認する触診方法です。
特別な器具を必要とせず、妊婦健診(妊婦健康診査)で広く用いられます。
また、実際に妊婦ジャケットを着用することで、妊婦さんが普段どのように生活しているのか、体験しました。
落ちたものを拾う動作や、階段の上り下りなど、普段何気なくこなしていることがどれだけ負担になるのか、
一人一人実感することができました。
過去の記事はこちら▶▶▶
呼吸すること/安全な環境を維持することのフィジカルイグザミネーション
呼吸することが逸脱した人の看護援助技術 -口腔・鼻腔吸引-
活動耐性が低下した人への看護技術 -体位変換/移乗、清拭/寝衣交換-
呼吸することが逸脱した人の看護技術ー酸素吸入-