「“倫理的である”ということとは」をテーマに研修会を開催しました。
本研修では、看護職者が倫理的課題を検討する意義について学びました。
「看護職の倫理綱領」(日本看護協会,2021)に基づき、看護実践の場で看護師の倫理的な行動とは
どのようなこと指しているのかを振り返り学習をしました。さらに多職種カンファレンスの際に
有用とされる「臨床倫理の 4 分割表」を用いて、対象にとって望ましい医療の実践とケアについて、
また看護専門職として多職種と協働して考えていくことについてグループワークで考えていくことが
できました。
臨床で出会う患者さんや家族をめぐる倫理的な課題について考え、スタッフで共有する、
そして行動する際に本研修での学びを活かしていけることを期待します。